2008年12月6日土曜日

技大『春日祭』参加レポート(5)

「さわってみてみよう!」Ⅲ

・おしえて てんじ
筑波技術大学点訳後援会の有志のみなさんが点字を教えてくれるコーナー。
教えてもらいながら点字を打つ来場者
点字表を用意し、丁寧に基本からおしえてくれました。
最後に透明シールで自分の名前を打ってもらい、お土産にしてもらっていました。
来場者の感想
はじめて点字を打ってみました。暗号のようで不思議です。
                  50代男性 つくば市

・タッチボックス/触って楽しむパズル

触れる鳥の模型、タッチカービングを作られている内山春雄さんhttp://www.geocities.jp/mdpsv036/
白木の箱、隣り合った2面に丸い穴。中は、見えない目の不自由な人も、そうでない人も一緒に楽しめるよう、木の箱の中に、あるタッチカービングが 入っていて、横から手をいれ、さわってみて、何かを当てる「タッチボックス」。
箱の上には、点字と墨字(普通の文字のこと)でヒントがあり、楽しみながらその鳥のことが わかるようになっています。

鳥のレリーフパズルと木枠で作られた数読の箱数読が好きだけれどパソコンの音声読み上げでは楽しみにくい、という目の不自由な方の意見を聞いてつくったのが実物の数読パズル。
点字と墨字で数字があり、枠に収まってコマがならんでいます。

UDオセロ盤「極」おもちゃやさんに普通に売っているユニバーサルデザインのオセロ盤。 コマは盤に設置されていて、指でまわすと、緑の平面と、白と黒のコマ、計3面が交代で出てくるようになっています。白はつるつる、黒は同心円の溝が入っていて目をつぶっても分かります。

「コマをなくす心配がなくていい」「赤ちゃんが口に入れる心配がなくていい」ユニバーサルデザインは誰にとっても使いやすい、それを実感できるオセロ盤です。

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