2008年12月5日金曜日

技大『春日祭』参加レポート(3)

「さわってみてみよう!」Ⅰ
・産総研デジタルものづくり研究センター手嶋吉法さん達の立体モデル

実際の数値からモデル(模型)を作る研究をされている手嶋吉法さん達。
目の不自由な方も、触ることで理解しやすい模型を多数作られています。

(参考)08年開催された「幾何学教材と視覚障害者の立体認識シンポジウム」  http://unit.aist.go.jp/dmrc/ci/topics/symposium/index.html

実際に触ってみることが難しい、

①数字で表される抽象的なもの 四角と多角の立方体と、サイクライドという数学曲面の触るモデル



②惑星など、大きいもの 直径20センチ程。金星と月と地球。低部が青ほか、凹凸の高さにより色が違う

③プランクトンなど、顕微鏡でみるもの

有孔虫の骨格標本。塔のようなものも を、手で触れる形・大きさにしたモデルが展示されました。

プランクトン。
普段は「見えない」、見えるとしても顕微鏡の中の 平面の姿・・・立体模型で見る骨格の形は 精巧でとても美しい細工のよう!
改めて生物、自然のすごさを実感しました。

来場者に説明する手嶋さん来場者は興味津々。手嶋さんの丁寧な解説つきで
とても楽しまれていました。

来場者の感想
・地表(惑星儀)やプランクトンの模型が興味深かった。 
        20代男性(視覚障害)練馬区 
・星や有孔虫が面白かった          
        70代男性 つくば市
・天体模型を触れてとても楽しかったし、改めてそれらに興味を持った。 20代男性(視覚障害)東京

・最先端技術がこのように身近に見られ感激しました。50代男性 つくば市

 

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