2008年10月7日火曜日

11/15広瀬浩二郎さんのワークショップ

バリアフリーミーティングinつくば

暗闇でさまざまな物に“さわる”「触文化」体験ワークショップ
手さぐり、手ざわり、そして手ごたえ
~「つるつるとしなやかに、ざらざらとしたたかに」生きるために~

日時  11月15日(土)    
        第1回 13:00~14:00    
        第2回 14:30~15:30    
        第3回 16:00~17:00
 
会場  筑波学院大学  茨城県つくば市吾妻3-1  
  http://www.tsukuba-g.ac.jp/access.html 
  つくばエクスプレス 東京・秋葉原から45分 「つくば駅」下車、
  A2出口徒歩7分   

 入場無料 各回定員12名

※定員になり次第、締め切らせていただきます。 
 確実に参加したい方は事前にお申し込みください。
※各回、開始15分前に集合場所へお集まりください。 
 (集合場所 筑波学院大学正面玄関ロビー) 
 なお、途中からの参加はできません。

問合せ先 つくばバリアフリー学習会(北村)
  tsukubabf@gmail.com 

   全盲者とは、視覚を使えない弱者なのか、
  それとも視覚を使わないユニークな人なのか。 

最近、晴眼者/視覚障害者という区分に対して、見常者/触常者という新しい呼称が提案されています。本ワークショップでは、触常者であるナビゲーターが体験談を紹介しながら、参加者のみなさんとともに“さわる”世界の創造的可能性について考えます。
「群盲象を撫でる」は否定的な意味で使われる故事ですが、世の中には触文化(さわって知る物のおもしろさ、さわらなければわからない事実)がたくさんあるはず。この触文化の魅力を熟知しているのが群盲、すなわち触常者なのです。
真っ暗な部屋の中で、さまざまな物に“さわる”体験型ワークショップに参加して、見常者と触常者の交流から生まれる新鮮な“気づき”と“築き”を味わってみませんか。「豊かな触生活」があなたを待っています。手さぐりを手ざわりに、そして手ごたえへ!

広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。
2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、障害者文化論。 
2001年より国立民族学博物館に勤務。現在は「触文化」「フリーバリア」などをキーワードとしつつ、“さわる”ことをテーマとする講演、ワークショップを各地で行なっている。 主な著書に『障害者の宗教民俗学』(明石書店、1997年)、『触る門には福来たるーー座頭市流フィールドワーカーが行く!』(岩波書店、2004年)などがある。また編著書として昨年刊行した『だれもが楽しめるユニバーサル・ミュージアムーー“つくる”と“ひらく”の現場から』(読書工房)では、ミュージアムのバリアフリーという枠を超えて、新たな障害者像、博物館イメージを提案している。



主催 つくばバリアフリー学習会

共催 筑波技術大学コミュニケーションサークルWOW
後援 つくば市社会福祉協議会



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