2008年9月16日火曜日

8/30夏休み親子車イス体験会

自分の体に合うよう車イスを調整してもらう小学生



車イストライアルコース
ボッチャ

各種日常用車イス体験






を、筑波技術大学春日キャンパスの 体育館で行いました。
レポート↓
http://docs.google.com/fileview?id=F.7253220b-2749-4a81-ae21-ae225feec7af

チラシ↓
http://docs.google.com/fileview?id=F.9e99e640-d6e5-47db-a672-476903617866&hl=en
http://docs.google.com/fileview?id=F.52a8857c-d468-4105-80b8-847eab9416be&hl=en


車イスイストライアルコースは秋元昭臣さん監修。


秋元さんは、

三日月ゆり子
『ドキュメントユニバーサルデザイン
旅の夢かなえます―だれもがどこへでも行ける旅行をつくる』

第4章 「バリアフリーは楽しみながら~ユニバーサルデザインのホテルをめざしたアイディアマン」
http://www.d-kobo.jp/10_28.html

の方。

今回のコース図は↓
http://docs.google.com/fileview?id=F.0dce023c-abaa-4376-85f7-ba2369201021&hl=en




通常、乗り越えられる高さは、キャスターの半分約2cmと言われています。
今回キャスター上げがし易すかった車いすは、重心が後輪車軸より後方にある、 転倒防止付きの車イス(パンテーラ)でした。







車イスに乗ったままボッチャを体験する





ボッチャはカーリングに似たゲーム。白いジャックボールにより近いほうが勝ちです
1対1や3対3で対戦します。
茨城県障害者スポーツ指導者協議会http://www.iba-syospo.com/
Yさんが教えてくれました。
大きな力が必要なわけでもなく、簡単なゲームですが、思ったところにボールはなかなかいかず(>_<) 難しさに「次こそは!」と何度も挑戦、みんなで、どんどんはまってしまいました。 ランプス(トイのようなもの。ボールを投げるのが難しい人が使う。方向を決め、ころがして投げる)を使い体験する子














腕を振るのが難しい人は、「ランプス」・・・今回は樋を利用・・・を使って、ボールを手元から転がします。
ランプスを持つサポーターは選手の指示通りにランプスを動かします。
サポーターは、ボールの位置をみたり、自分の判断でランプスを動かしてはいけない、というルール。



各種車イス体験



かっこいい車イスがたくさん
サイズもさまざまなパンテーラ

http://www.panthera-japan.jp/

の車イスを

㈱ロングライフ 

さんが展示・紹介してくれました。




タイヤの軸の位置や背もたれの高さなどでも操作性がずいぶん違います。

バンビーノという小さなかわいらしい車イスもあり、いつも乗っているという男の子は、体育館内を縦横無尽に走り回っていました。

乗っているとき、体に車イスができるだけフィットするよう、背もたれの貼り具合をバンドで細かく調整できるようになっていて、「試乗」する人それぞれ、体に合うよう、調整してもらってから乗りました。

介助用と日常用車イスの特徴的な違いは、

 ・タイヤの軸の位置が背もたれから 
    遠いほうにある(前後の安定が良い)        ・・・介助用
    近いほうにある(操作性が良いがバランスが難) ・・・日常用

 ・タイヤの角度
    まっすぐ垂直                      ・・・介助用
    ハの字(タイヤ上部より設置部分が外にある)  ・・・日常用   


車イスの折りたたみ方。タイヤ二つとイスがそれぞれ分かれる

















介助用車イスなどは、イス部分を縦二つに折りたたむ方法ですが、この車イスは、両タイヤとイスがわかれ、3分割以上できるようになっています。
このおかげで、
・車に積むときなど、車イス全部を一度に持ち上げる必要がない
・イスの本体部分を頑丈に出来、車イスが操作しやすい
のだそうです。

ホイール周りもおしゃれしてあったり、
軽くてかっこいい車イスばかりでした。

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