2014年12月12日金曜日

130727学習会「車イス目線で楽しむ植物園」

学習会:
車イス目線で楽しむ植物園@筑波実験植物園
2013年7/27(日)9:45~12:00

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「‘ともに‘の方法を‘ともに‘考える」インクルーシブデザイン 
ワークショップの手法で自然観察をデザインしてみます。

今回、車イスならでは!の視点での楽しみ方をみつけます。
藤田さんから、これまでのご自身の自然体験の話と、
車イスの乗り方レクチャーをしていただこうと思っています。

7/27(日)小雨決行
 9:45 入り口集合 
10:00 自己紹介
    藤田さんから 「これまでの自然体験」 15分
    車イスの乗り方レクチャー 
10:45 コースを考えて回ってみる
      車イス目線からのオススメの植物、景色
11:30 休憩所へ戻り 振り返りとまとめ
12:00 終了予定
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総勢6人で行いました。

車イスユーザーの藤田さん。
以前使っていたご自身の車イスを、フットレストの位置等を調整して、体験用として持参してくれました。

介助用車イスとの違いの乗り比べ。
介助用車イスの開閉も体験


座り方、手の位置・動かし方、漕ぎ方もレクチャ-。
車輪を漕ぐ手の位置を指導する藤田さん


藤田さんご自身のこれまでの自然とのつながり・体験についてお話伺いました。
テラスの下で。みんな車イスに座ってお話を聞く

・杖で歩いていた小学2年の頃、背負われて筑波山に登った。
・花が好きでアレンジメントの教室に長年通っている。
・家の庭にもたくさんの植物が植えてある。
 部屋に居ながらも楽しめるよう、キンモクセイやバラなど、季節感のある花、香りのある花を積極的に植えた。
・YMCAのキャンプ場(富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ)が バリアフリーで、キャンプを体験したことがある。
・つくばの洞峰公園を歩いて楽しむこともある。

などのお話をいただきました。


後ろに「体験中」の札を下げて散策に出発。
体験車イスの後ろに「体験中」の札


車イスの高さで楽しめるよう作られた花壇に植えられたハーブの香りを楽しみました。
車イスから丁度目と手の届く高さになっている花壇

○車イスならでは!の視点での発見

・低木の上にたくさんクモの巣がある!
 (角度的に光ってよ~く見える)
・低い位置にある植物やネームプレートがよく見える。
・葉の裏側についているセミのぬけがらがみえるのが面白かった。
・枝がのびている下をくぐるのが楽しかった。
・低い位置にあるものには手が届かない。
・木陰と日向の暑さの違いを強く感じた。
・道に落ちている落ち葉が大きく見えるのが面白い。

青い花の植物を楽しむ


○車イスに乗っての気づき

・下り坂ではどんどん前に進む。
・平坦だろうと思うようなところもかなりナナメなんだということが、車イスに乗っているとよくわかる。普段意識もしないような段差や坂がわかり、どう動けるか、注意を払いながら動いていた。
・自分で乗ってみると、(上り坂などで)助けてもらうありがたさがよくわかる。

○全体の感想

・今回初めての車イス体験で、乗れるようになり達成感がある。楽しかった。
・‘車イス目線‘を長時間体験し、目線が違うというのが新鮮だった。
いろいろな発見があり楽しかった。
・介助用の車イスとの違いもよくわかった。

車イスユーザー藤田さんからは「自分たちの‘フツウ‘の目線を今回みなさんに体験してもらえてよかった」とのお話がありました。

最後に記念撮影


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