「風を観るーーユニバーサル・ミュージアムと観光・まちづくり」
講師の広瀬さんと参加者の皆さん |
講師、スタッフ、手話通訳さんとあわせて50人の人が集まり、広瀬さんのお話と、はじめて会う方と対話を楽しむ時間となりました。
触常者の方6人、ろう者2人、磁気ループユーザー(弱視難聴)1人、車イスユーザー2人に参加いただき、多様な方たちの居る場、交流の場ともなりました。
広瀬さんならでは!のご活動、研究からのお話は本当に興味深く、「2時間は短くはないけれど、時間が足りないと感じるくらいでした」(参加者の感想から)。
参加者の感想
・いつもながら、とても楽しい講演会で、時間があっという間でした。
広瀬さんの「語り」のスタイルが、まさに語りならではの魅力だと感じました。
・広瀬さんのお話は、個人的な背景から、社会的・歴史的・文化人類学的な背景など、いくつもの視点がもりこまれ、「おはなし」としても「まなび」としてもおもしろかったです。
「障害」は「マジョリティ」の論理であり、互いの違いを異なる文化として互いに敬意を持って向き合うことが大切だと感じました。
・皆を一つの方向に近づけるのではなく、その人ならでは(その人だからこそできる)の何かを活かし、交流していくという視点を諸々のエピソードから感じました。
・「手移りできない真剣さ」と「辞書を引かずに鍛えた類推力」が興味深かったです。
・多様な文化や価値観を共有できる機会(社会づくり)がもっとあるといいなと改めて思いました。もっと積極的にいろいろな人と価値観を語り合おうという気持ちになってきました。
・マイノリティの方たちの「特殊」能力を尊ぶ社会があったことは、日本文化にとって大変重要なことだったろうと推察される。違う文化、違う能力を大切にすることがこれからも尊重されるよう、一人一人が意識する社会であって欲しいと思った。
・はじめて参加させていただきました。大変勉強になり、ありがとうございました。
目に見えないことがどんなものか?耳が聞こえないことがどんななのか?
いろいろ考えさせられる会でした。
最後の10分間のトークはとても新鮮でした。知らない方たちとのほんのひとときでしたが、
会話ができ、大変学べました。
2~3人でグループになりおしゃべり。会場はにぎやかに。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿