いっしょに楽習会~インクルーシブデザインの実践
第1回宇宙を感じよう!
12人の方々で楽しい学びの時間を共有しました。
観望会の手伝いボランティア等されているAさんが、自由に触って操作してもいい望遠鏡を用意くださり、間近でじっくり望遠鏡の観察もできました。
今回はお天気や時間の事情もありできませんでしたが、次の機会があるときには望遠鏡を通して空の観察も是非!の声がありました。
講演くださった高橋淳さんのお話は、とてもわかりやすく面白く!
化石や隕石など、お話に関連する実物を用意くださって、みんなで実際手に持ち、重さや手触り、においも感じながら。
また、時間や距離のお話の時には、教室の端から端までのペーパーの長さで実感したり。
今ここ、の地球から月、銀河系、宇宙の果て(はじまり)まで、体感しつつ、137億年を頭の中でみんなで旅行したような感じでした。
みなさんそれぞれ素晴らしい「学び」を体験し、共有できました。
①講座はいかがでしたか?感想をお願いします。
②特に印象に残ったことがあれば教えてください。
つくば市男性
①宇宙に対する捕らえ方が新しくなった気がする。身近になった。楽しむ事ができました。
②私たちの体内の水素は137億年前の宇宙の始まりからあるもの。体を形成する原始・分子の存在した場所を考えると、人もケダモノも、生物も無生物も、敵も味方も同じというか。宇宙を学ぶと大局観のようなものが養われると感じた。
つくば市男性
②実物の化石の標本を見て触ることができてよかった。
つくば市女性
①いろいろ体験できて楽しかったです。宇宙をさわって感じられました。
②地球と月の距離を体感できたこと。
つくば市女性
①なかなか聴けないお話が聞けてよかったです。また続きが聞けると良いです。
②私たちの体の中にも宇宙にある物質があって、その時代と今とがつながっていると知った事が新鮮でした。
とんでもない広さ・時間の中のほんのほんのほんの一点だけど
つながってきてたしかにここにいる、というのを感じられとても新鮮でした。
インクルーシブの試みの方法としては、
地球や月、金星の立体模型のおかげで相対的な大きさも分かりやすかったです。
今回は点図を全員に配布し共有。
他、高橋さんのご助言で、弱視の方に拡大の墨字資料。
それから、簡易FM補聴システムを用意しました。
盲学校で教えたご経験をお持ちの方から、目の不自由な方と共有しやすい方法として、
・触察を含んだ学びの場の場合、じっくり触察できる時間をとる
・ゆっくり目に話す、説明する。
・ポイントの数を絞って話す。
というのがある、とお話いただきました。
次の楽習会は、10月31日(日)、国立科学博物館特別研究生、大金薫さんの「プランクトンの形」。
大金さんお手製のプランクトンのぬいぐるみと、昨年9月にお話いただいた手嶋さんの、
プランクトンの骨格立体模型も登場しての講座です。
参加希望される方で、こうすると参加しやすい、とか、
こうしたほうがもっと楽しめるという方法があれば
教えて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿